昨シーズン3位の富士通が底力を発揮し、今季初勝利を収めた。

前半を41-28で折り返したものの、昨季最下位の新潟に追い上げられ、第3クオーター(Q)途中にいったんは逆転を許す展開。主力の内野智香英(27)は「相手のリズムにしてしまい、自分たちの焦りが出てしまった。シュートも単発になってしまった」。

悪い流れになったがなんとか踏ん張り、再びリードを奪ってこのクオーターを終えると、第4Qでは「ディフェンスからブレークという、自分たちのプレーが出せるようになった」(内野)。終盤に相手を再び突き放した。後半だけで4本の3点シュート成功を含む16点を挙げた新人の岡田の活躍も光った。