バレーボールのVリーグ女子1部全12チームの選手計21人が2日、17日のシーズン開幕を前にオンライン会見に臨んだ。

今季は新型コロナウイルス対策徹底の観点から、観客動員数は最大50%を上限に設定。各チームの判断で無観客開催もある。例年と比べファンと交流する機会が少なくなるが、昨季2度目の優勝を果たしたJTマーヴェラス主将の小幡真子は「画面でも伝わるような熱いプレーをバレーボーラーとして見せたい」と2連覇へ意欲を見せる

JTは小幡と芥川愛加が参加。チーム史上初の2連覇を目指すが、他のチームから追われる立場という意識はない。チャレンジーとしての気持ちを忘れずに望む覚悟だ。

新型コロナウイルスの影響は、外国人選手を抱えるJTにも及ぼしている。昨季最高殊勲選手賞(MVP)を獲得した米国代表のアンドレア・ドルーズは、合流が遅れている。小幡は「ドールズ選手がいないから負けたと言われたくない。高さがない分、他の選手で補いたい」とチーム力の底上げで不在の穴を埋めるつもりだ。【平山連】