女子の18年世界ジュニア選手権3位の山下真瑚(17=中京大中京高)が126・94点が出場6選手で1位となった。

先月27日の中部選手権後、本田真凜の欠場により急きょ今大会の出場が決まった。「急に決まってびっくりしていたんですけど、なんとかまとめることできて、みんなと楽しく演技とかできて良かったなと思います」と笑顔で答えた。

中部選手権はダブルアクセル(2回転半ジャンプ)を予定していた冒頭に、4回転サルコーに挑んだ。世界で争うための判断だった。この日は「調整することができなかったというのと、やっぱりまだ形になっていなかったので、今回は入れるのはやめました」と回避したが、その他とともにジャンプもまとめきった。

まだクリーンで降りたことはないが、今後も練習で積極的に取り組んでいく姿勢に変わりはない。「こっちにきてから練習した時は結構自分の感覚では良かったけど、回転がまだ足りない。どうやったら回るかを研究中です」とはきはきと話した。