今年の県新人大会優勝の川越東が、9トライを挙げて初戦を突破した。

FWが縦を突き、BKが数的優位を切り裂く。前半に7トライ、42点を奪い主導権を握った。新型コロナの影響で、菅平合宿も中止。感染予防は最善を尽くしていても、感染の不安は消える訳ではない。望月監督は「ここまで綱渡りで来て、選手が元気でケガなく初戦を終えて、100点満点」とホッとした表情で話した。

主将でFBの江田優太(3年)は「強いプレーヤーがゲインして、トライを取りきる。目指す形ができたところもあったが、昨日の雨で、1日練習できず、準備不足で今日を迎えた面もあった。準決勝まで時間があるので、修正して望みたい」と、埼玉の頂点を見据えた。