女子は高梨沙羅(24=クラレ)が合計251・2点で2年連続5度目の優勝を果たした。1回目は128メートルで2位につけると、2回目は133・5メートルを飛び逆転した。

4日連続で行われた大倉山での大会最終戦を優勝で飾り、「やっと大倉山の特徴をつかめた。最後やっと自分の中で納得できるジャンプが飛べた」とほっとした表情を見せた。

女子のW杯は12月にノルウェー・リレハンメルで開幕する。1カ月を切り「冬につなげていけるように」と話した。

3日連続で優勝していた伊藤有希(26=土屋ホーム)は2位、3位は丸山希(22=明大)。男子は佐藤幸椰(25=雪印メグミルク)が初優勝し、2位は中村直幹(24=東海大札幌ク)、3位は小林陵侑(23=土屋ホーム)。