第97回東京箱根間往復大学駅伝(来年1月2、3日)の監督会見が10日、オンライン形式で行われた。

東洋大が、巻き返しを期す。前回の箱根は10位に沈んで、シード権をぎりぎりで確保。これで09年の初優勝からのキープしてきた3位以内も「11年連続」でストップした。今年11月の全日本も6位だった。

今年はエース相沢晃が卒業で抜けた。復活に向けて、西山和弥(4年)が鍵を握る。西山は1、2年時に箱根1区で2年連続区間賞を獲得。チームに勢いをつけてきた。今年はなかなか成績が安定していないが、その走りがポイントになる。

酒井俊幸監督(44)は「もう1度、立て直す時。キーマンとして全員が埋めていき、3位以内に戻れるように挑んでいきたい」。「鉄紺(てつこん)」の逆襲を誓っていた。