体操男子で2016年リオデジャネイロオリンピック(五輪)団体総合金メダルメンバーの白井健三(日体大大学院)が5日、横浜市の日体大で新年の初練習に臨み、笑顔を見せながら技の確認を行った。「リラックスした状態で臨めた。今年の出だしとしては120点満点」と充実の表情で語った。

左肩などの故障から復活途上だった昨年は「調子の波が大きかった」と12月の全日本選手権で個人総合18位に終わった。体の状態は回復を実感しているそうで「痛いところもないし、楽しく練習できている。去年の全日本より、次の(4月の)全日本に向けては楽しみな自分がいる」と話した。今春に大学院を修了予定だが、その後も日体大を練習拠点にするという。(共同)