NBAウィザーズの八村塁(22)が6試合連続で先発し、約26分間の出場で17得点、5リバウンド、2アシストだった。得点数は前日のセルティックス戦などと並び今季最多。

ファウルを取られるシーンが続いたことで、ベンチで戦況を見守る時間も多かったなかで、「リズムつかむのがすごく難しい試合だったが、頑張って守備から攻撃につなげようとプレーした」と振り返った。

第1クオーター(Q)にファウルを受けながらもジャンプシュートを決め、フリースローも成功。直後にはフックシュートで連続得点を挙げるなど、前半は7得点。後半には速攻やミドルレンジからのシュートなどでさらに得点を重ねた。

両チームとも序盤から激しく得点を奪い合うなか、ウィザーズは終盤の追い上げ及ばず3連敗となった。

前日に対戦したセルティックスのテータムが新型コロナウイルスに感染した疑いが判明し、濃厚接触者に該当するおそれがあるビールがベンチから外れた。また、ウエストブルックは左大腿(だいたい)四頭筋を痛めて欠場。さらにこの試合開始後すぐに、ブライアントが脚を痛めて退場した。八村は、「コロナの影響で試合に急に出られなくなる選手がいる。スターターも含めて毎試合、すぐに出られる準備が大事」と話す。東地区全体最下位に沈むチームに試練が訪れるなか、2年目の八村が担う役割はますます大きくなっている。