バスケットボール女子Wリーグの日立ハイテクは12日、所属選手1人(名前は非公開)が、新たに新型コロナウイルスのPCR検査で陽性反応を示したと発表した。該当選手は7日に結果が判明した検査では陰性だったが、その後、せきの症状があったことから再検査し、陽性が確認された。現在は症状が落ち着き、体調は安定しているという。

日立ハイテクでは9日までに選手11人とチーム関係者5人が陽性反応を示し、チーム活動を停止中。これら16人も現時点で目立った症状は出ておらず、隔離生活を継続している。

首都圏に緊急事態宣言が発出されたことを受け、日立ハイテクなどが所属する東地区の1月のリーグ戦開催中止をすでに決定。12日にはオールスター(24日=代々木第二体育館)の開催中止も決まった。同リーグの富士通でも2選手の陽性が発表された。