リーグ無敗でファイナルステージに進んだ東レは、昨季王者JTの前に涙をのんだ。

序盤は女子日本代表に名を連ねる黒後愛や石川真佑、リーグ得点王のクランを中心に攻め立てたが、勝負強いJTの前に逆転負け。コート内外で存在感を発揮していた主将の黒後は「楽しく、激しく、東レらしくをテーマにしていたけど、最後まで貫けなかった」。初受賞した敢闘賞にも笑顔はなかった。

試合後にコート上で優勝セレモニーが行われる様子をじっと眺めていたことを振り返り「やっぱり勝ちたかった」と悔しさをにじませた。