4年ぶり3度目の優勝がかかる羽生結弦(26=ANA)は、106・98点で首位発進した。冒頭の4回転サルコー、4回転トーループ-3回転トーループ、3回転半とジャンプはすべて着氷。ロックナンバーにのって滑った。

首位で迎えるフリーに向けて「あと1日あるので、しっかり休んで。今日は今日で出し切れた。目指している演技をひとつ残らずここに置いてこられたらなと思う。1つ1つ丁寧にできると思うので」と話した。

今大会は、22年北京五輪の枠どりがかかっている。日本勢3人のうちで上位2人の順位合計が「13」以内ならば最大の3枠を獲得できる。羽生は大会前に「今はそれだけ。最大限貢献したい」と話している。

コロナ禍で無観客開催となった2年ぶりの世界選手権。「現地に来て滑るからには何かしら意味のあるものにはしたい」と話しておりベストを尽くす構えだ。

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