フィギュアスケートの元世界ジュニア女王、本田真凜(19=JAL)が初の冠番組で手料理に挑戦する。8日、オフシーズン限定の料理バラエティー番組「フィギュアスケーター本田真凜のすべらないクッキング」配信が発表された。「ひかりTV」またはNTTドコモが提供する「dTVチャンネル」の総合エンターテインメントチャンネル「ひかりTVチャンネル+」で、5月2日に独占先行配信される。

本田は今回、アスリートフードマイスターと野菜ソムリエの資格を持つ母の直伝レシピを参考に料理に挑戦。初回は「野菜たっぷり玄米太巻き」、2回目は「かき玉豆腐サンラータン」を作った。オフシーズンだからこそ実現した冠番組に「この特別企画のオファーがあった時は、1人でやれるのか、1人でしゃべれるのかと不安でいっぱいだったのですが、やってみたら本当に楽しくできました! 料理を通じてハッピーな気持ちをお届けするので、ぜひ番組を見てください!」と思いを込めた。

収録後、出来についてはユーモアあふれるコメントを発した。「野菜たっぷり玄米太巻き」には「恵方巻きとか『売っているやつってすごいんだな!』って思いました」としみじみ。「かき玉豆腐サンラータン」については「作っている途中から『きた、これ!』みたいな感じで…」と手応えをにじませた。その完成度も気になるところだ。

シーズン中はスケートに打ち込み、慌ただしい毎日を送る。今季は新型コロナウイルスの影響により、拠点の1つである米国への渡航制限など我慢を強いられる日々だった。料理は来季への活力となり「楽しかったですし、料理をするのは気持ち的にも『ハッピーになれるんだな』ってあらためて思いました」という。

「GAORA SPORTS」「GAORA Bros.」では今後、未使用映像を盛り込んだ特別編集版での番組配信を予定している。