初優勝を目指すロシアが、第2日も首位を守った。

ペアのショートプログラム(SP)でアナスタシア・ミシナ(19)、アレクサンドル・ガリアモフ(21)組が1位となった。

アイスダンスのフリーダンス(FD)ではビクトリア・シニツィナ(25)、ニキータ・カツァラポフ(29)組が、リズムダンス(RD)に続いて1位。シニツィナは「最大限のことができた。フリーを通して、ロシアにプラス12点をもたらせたことを、光栄に思っています」と振り返った。

競技最終日の17日は、ペアフリーと女子フリーが行われる。ペアはミシナ、ガリアモフ組が出場し、女子は15日のSPでワンツーフィニッシュだったアンナ・シェルバコワ(17)とエリザベータ・トゥクタミシェワ(24)のコンビ。世界トップクラスの面々で頂点をつかみにいく。

第2日を終えての順位は以下の通り。

<1>ロシア 91点

<2>米国 83点

<3>日本 78点

<4>フランス 56点

<5>イタリア 53点

<6>カナダ 42点

 

◆世界国別対抗戦 7度目の開催となる国際スケート連盟(ISU)公認大会。世界6カ国が男女シングル各2人、ペア1組、アイスダンス1組の4種目8人で争う。各種目優勝は12点、2位は11点…と与えられ、合計点で優勝国を決める。日本の他にロシア、米国、フランス、イタリア、カナダが参加。SP、フリー(アイスダンスはRD、FD)ごとに区切るため、総合得点での順位は得点としない。一方、各出場者(組)の総合得点はISU公認記録となる。