春の全国高校選抜大会で優勝した開志学園のメンバーが30日、県庁を訪れ優勝報告を行った。選抜ボクシング大会(徳島)で優勝したライトウエルター級六井和(2年)、ウエルター級増田祐士(3年)と、女子硬式野球選抜大会(埼玉)で優勝した三浦帆菜主将、高橋萌栞内野手、水橋矢香外野手、芳野菜々子捕手(いずれも3年)。ボクシング部は4年ぶりに選抜王者を輩出。女子硬式野球部は選抜初優勝だった。

佐久間豊副知事は「コロナ禍で閉塞(へいそく)感がある中、県民に勇気を与える明るい話題を提供してくれました」と出迎えた。今夏から全国高校女子硬式野球選手権(8月)の決勝が甲子園で行われるが、三浦主将は「甲子園でできるとは思わなかった。新たな目標になります」と春夏連覇に目を向けた。増田と六井は「全国高校総体と国体も優勝し3冠を取りたい」と決意。佐久間副知事は「またここでお会いしましょう」と激励した。