丸川珠代五輪相(50)が1日、閣議後の会見で、来年の北京オリンピック(五輪)のコロナ対策について、中国側から要請があれば、協力する意向をあらためて示した。

「中国側から何か(要請など)来ているということはありません」と前置きした上で「感染症対策においては一定の成果あった。お役に立てることがあれば、協力させていただければ」と前向きに話した。

岸田文雄氏が自民党総裁に選出され、組閣の準備を進めている。今後、新首相の下で、赤字が見込まれる東京オリンピック(五輪)・パラリンピックの経費負担について、どのように取り組むかについては「国の立場としては、組織委員会の精査の状況を注視し、必要に応じて協議に対応していく」と、以前からの立場を強調した。