22年1月に開幕するラグビーの新リーグ「リーグワン」1部トヨタヴェルブリッツSH滑川剛人(31)が、選手と両立するレフェリーで大役を担う。

国際統括団体の「ワールドラグビー」は16日までに公式サイトを更新。23日に昭和電工ドーム大分で行われる日本代表とオーストラリアのテストマッチで、滑川がアシスタントレフェリー(副審)を務めることになった。16日は関西大学リーグ関大-関西学院大(奈良・天理親里競技場)の主審を担当し、スムーズに試合を運営していた。

神奈川・桐蔭学園高、帝京大からトヨタ入りした滑川は、U20(20歳以下)日本代表などを経験。20年に日本協会とチームからレフェリーの道を打診された。21年3月には「2023年、2027年のW杯にレフェリーとして、もちろん主審として、初めて(トップリーグを経験した)日本人として立つのが自分の使命。それをやることが日本協会、日本人選手の、もう1つの道になる」と決意を示していた。

 

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