フィギュアスケート男子の宇野昌磨(23=トヨタ自動車)が「挑む!」をテーマに、グランプリ(GP)シリーズで先陣を切る。

22年北京五輪シーズンの今季はGP第1戦スケートアメリカ(22~24日、米ラスベガス)と、第4戦NHK杯(11月12~14日、東京・代々木第1体育館)にエントリー。第1戦スケートアメリカを中継するテレビ朝日を通じて「フィギュアスケーターだと23~24歳というのは決して若い歳ではないですが、それでも僕は挑む、挑戦する立場でいたいと思っています」と意気込んだ。

18年平昌五輪では銀メダルを獲得。17年のGPシリーズはスケートカナダ優勝、フランス杯2位でGPファイナルへと進み、実力者がそろうファイナルで2位と結果を残した。

直近の2年は苦しむことも多かったが「その時の自分と比べて、明らかにレベルの高い自分が今ここにいることは間違いないです。間違いなく、皆さんが期待できるシーズンに出来ると思うので、僕も精いっぱい頑張りますので、少しでも期待して楽しんで見ていただきたいと思います」。そう誓い、日本男子から3人が出場する五輪への思いを明かした。

「北京五輪…本当に日本のレベルがどんどん高くなっていて、出場するのも一筋縄にはいかない状況ですが、今の僕のできているものすべてを出し切れば自ずと結果はついてくると思うので、来る日に向けて、毎日頑張っていきたいと思います」

「挑む」ことを大切に、1歩ずつ進んでいく。