フィギュアスケート女子で18年平昌五輪4位入賞の宮原知子(23=木下グループ)は「伸び伸び滑る!」。

22年北京五輪シーズンのグランプリ(GP)シリーズを前に、中継するテレビ朝日を通じて「試合の時にどうしても萎縮してしまったり、いらない不安がよぎったりして、縮こまってしまう自分が今までずっといたので、自分らしく、自分のスケートをしっかり見せたいです。そして、見ている皆さまに自分が大好きなスケートがしっかり伝わるように『伸び伸び滑る!』というのが今シーズンのテーマになっています」と思いを明かした。

昨季は世界選手権出場を果たしたが、19位と悔しい結果になった。平昌五輪後はカナダに拠点を移し、自らのスケートに向き合ってきた。

「北京五輪に行きたいという気持ちは本当に強いですが、それを達成するためには今できることを毎日しっかりこなすのが大事だと思うので、やるべきことをやって、自分を知り、自分をいかに攻略するかというのが今の自分に必要なことなので、それを1つ1つクリアしていきたいです」

GPシリーズは第1戦スケートアメリカ(22~24日、米ラスベガス)と第3戦イタリア大会(11月5~7日、トリノ)に出場予定。23歳となった実力者が、思いを滑りに込める。