【ソルトレークシティー(米ユタ州)5日(日本時間6日)=三須一紀】平昌五輪で銀メダルを獲得した女子1500メートルで高木美帆(27=日体大職)が、自身の世界記録にあと0秒16と迫る1分49秒99で今季W杯3連勝を果たした。高木は「世界記録というより、1分50秒台を切ろうという目標で挑んだ。でももう少しで世界記録だったので悔しい思いと両方」と語った。

男子500メートルでは森重航(21=専大)が33秒99で初優勝。33秒台は新浜立也(25=高崎健康福祉大職)に続き日本人2人目となった。「33秒台は大きな壁だと思っていたので、それで初優勝できてうれしい」と笑顔で話した。新浜から「33秒台おめでとう」と声をかけられたというが新浜の日本記録33秒79には「まだ0秒2も違う。まだまだです」と話した。