アランマーレ秋田がENEOSに66-78で敗れた。

前半は、前日4日のVTRを見ているかのような試合内容だった。第1戦からプレーの強度を上げ、気迫十分の相手に第1Qは16-26と押し込まれた。だが、第2Qに入り攻守が安定。前日の30・8%から48・6%に成功率が上がった2点シュートと嘉陽梨佳子らの3点シュートが決まり、36-42の6点差で折り返した。だが、第3Qは193センチ渡嘉敷来夢、180センチ奥山理々嘉ら、相手の高さと速さに圧倒され、徐々に点差を引き離された。それでも諦めることなく最後まで攻め続けたが、試合巧者の相手が一枚上手だった。

小嶋裕二三ヘッドコーチは「上位チームとの対戦から試合の流れや状況判断のうまさと同時に、大切さを学んだ」と収穫を強調。この日10得点の嘉陽は、25、26日のホーム・トヨタ自動車戦に向けて「自分たちのやりたいバスケをコートで表現します」とWリーグ初勝利に意欲を見せた。