仙台育英が第3グラウンドの開幕ゲームを快勝で飾った。

開始早々PGで先制されるが前半11分、FW最上が試合の流れを引き寄せた。左サイドを駆け上がりゴールライン手前まで進出。トライにはつながらなかったが、最上のプレーをきっかけに仙台育英の集中力が増した。

同13分、WTB坂本が右サイドのスペースを突破。ファーストトライが攻撃に火を付けた。前半を3トライで折り返し、後半にもトライを量産。計9トライで2年連続の初戦突破を決めた。

最上は「後半から流れが出てきて、チームとしてのアタックがうまくできました」と笑顔。2回戦の報徳学園(兵庫)戦に向け「夏に練習試合で負けた相手。FWが前に出てBKがやりやすいようにして、勝って3回戦に進みたいです」と意気込んだ。