寅(とら)年生まれで道内にゆかりのある「年男年女」のアスリートが、22年の活躍を誓った。

今年24歳のバスケットボールB1レバンガ北海道の山口颯斗(23)も新年の飛躍を誓った。昨シーズン特別指定選手としてレバンガ北海道に加入。今季から選手契約を結び、開幕から25試合中24試合で先発出場と、ルーキーながらチームに欠かせない存在だ。

小学生の時にコーチから「寅年に生まれたのだからもっと強気に」と言われ、積極的で攻撃的なスタイルになった。筑波大時代には得点王に輝き、プロの世界に飛び込んだ。ディフェンスの重要さやコンディション調整などプロとして活躍するための知識を得た一方、今季1試合平均6・5点と攻撃面については消極的だった。

「シュートの感覚はいい。もっと積極的に攻めたい。今年は寅にちなんで、狩りにいきますよ。闘争心むき出しで」と、貪欲にゴールリングを狙う。