小林陵侑(25=土屋ホーム)は合計291・3点で逆転優勝した。伝統のジャンプ週間で3連勝をマーク。3季ぶり2度目の4戦全勝での総合優勝に王手をかけた。達成すれば第70回を迎える歴史ある大会で史上初めての快挙となる。今季6勝目、通算25勝目。

1回目は137メートルを飛んで2位だったが、2回目は137・5メートルで順位をひっくり返した。

4日にオーストリア・インスブルックで開催予定だったが、強風で中止となったため、第4戦の会場であるビショフスホーフェンで2戦分実施する代替え開催となった。予定が変更になっても動じず、2回好飛躍をそろえ、安定した強さを見せた。

試合後の一問一答は以下の通り。

-感想は

小林陵 すごく緊張したので、いいジャンプができて良かったです。

-1回目首位だったリンドビク(ノルウェー)について

小林陵 いいジャンプでめちゃめちゃ緊張しました。

-2度目の総合優勝へ

小林陵 あまり考えていなかったけどいつも目の前の1勝を目標にしている。明日も優勝を目指して頑張ります。

 

その他の日本勢は佐藤幸椰(26=雪印メグミルク)が10位、小林潤志郎(30=雪印メグミルク)が19位、伊東大貴(36=雪印メグミルク)が24位、中村直幹(25=フライングラボラトリー)が31位、佐藤慧一(24=雪印メグミルク)は予選53位で突破できなかった。