ラグビーで世界ランキング2位のフランス代表が28日、7月の日本代表とのテストマッチ2試合に向けて千葉・浦安市内で公開練習を行った。日大ラグビー部を相手にした実戦形式などで約1時間40分、汗を流した。

通算7キャップでロックのティボー・フラメント(24)は日本の印象について「(18日、25日の)ウルグアイとの試合を見て、足が速くキャラクターが強いと感じた。なめた気持ちは一切ない」と警戒心を募らせた。7月2日に豊田スタジアムで、同9日に国立競技場で日本代表と対戦する。

母国開催となる23年W杯フランス大会に向けて、41人中17人が初キャップと若手選手が多数名を連ねた。「チーム内で競争がある」と語るのは初キャップのWTBレミー・バジェ(24)。今年のシックスネーションズを制した欧州王者は、新旧メンバーをそろえて日本戦に臨む。