3年ぶり開催のオールスターで、対抗戦選抜がリーグ戦選抜に競り勝った。

対抗戦選抜は3点を追う後半37分、途中出場の浅見亮太郎(2年=筑波大)が逆転トライ。一進一退の攻防に終止符を打ち、21年東京五輪(オリンピック)7人制日本代表のWTB石田吉平主将(4年=明大)は「楽しみながら勝ち切れたのが一番うれしかった」と喜んだ。マン・オブ・ザ・マッチにはSO高本幹也(4年=帝京大)が輝いた。

チームを率いた相馬朋和監督(45=帝京大)は「昨日、ミーティングで15分ぐらい話して、グラウンドに出ました。『初めて練習したチーム?』というぐらい完成されていた。旧知の仲間との再会を喜ぶ姿、質の高いプレーを繰り返してくれる姿に、私も感動する2日間を過ごしました」と感慨深げに振り返った。

一方、敗れたリーグ戦選抜も個の能力を前面に押し出しながら、対抗戦選抜を苦しめた。CTB伊藤峻祐主将(4年=東海大)は「普段はライバルだけれど、1つの仲間になってやる。貴重な経験ができました」と感謝した。【松本航】

◆対抗戦選抜

(1)中村公星(4年=明大)

(2)江良颯(3年=帝京大)

(3)亀山昇太郎(2年=早大)

(4)山本嶺二郎(3年=明大)

(5)武内慎(4年=明大)

(6)青木恵斗(2年=帝京大)

(7)高武俊輔(4年=慶大)

(8)奥井章仁(3年=帝京大)

(9)宮尾昌典(2年=早大)

(10)高本幹也(4年=帝京大)

(11)石田吉平(主将、4年=明大)

(12)広瀬雄也(3年=明大)

(13)岡崎颯馬(3年=早大)

(14)高本とむ(3年=帝京大)

(15)安田昂平(2年=明大)

   ◇   ◇   ◇

(16)木原優作(4年=筑波大)

(17)佐藤健次(2年=早大)

(18)為房慶次朗(3年=明大)

(19)山川一瑳(4年=帝京大)

(20)村田陣悟(3年=早大)

(21)石浦大貴(3年=明大)

(22)李錦寿(2年=帝京大)

(23)伊藤耕太郎(3年=明大)

(24)浅見亮太郎(2年=筑波大)

(25)金沢春樹(4年=青学大)

(26)吉沢雅樹(4年=立大)

(バックアップ)砂田優希(4年=日体大)

(バックアップ)糊谷憲信(4年=成蹊大)

◆リーグ戦選抜

(1)平晴樹(4年=東海大)

(2)井上風雅(3年=日大)

(3)岩上龍(4年=日大)

(4)ワイサケ・ララトゥブア(4年=東海大)

(5)アピサロメ・ボギドラウ(4年=流通経大)

(6)レキマ・ナサミラ(4年=東海大)

(7)越高梁(4年=流通経大)

(8)井島彰英(4年=東海大)

(9)前川李蘭(3年=日大)

(10)武藤ゆらぎ(3年=東海大)

(11)水間夢翔(4年=日大)

(12)饒平名悠斗(4年=日大)

(13)伊藤峻祐(主将、4年=東海大)

(14)中川湧真(2年=東海大)

(15)普久原琉(4年=日大)

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(16)石母田健太(4年=法大)

(17)井口龍太郎(4年=法大)

(18)シンクル寛造(4年=流通経大)

(19)竹部力(3年=法大)

(20)平坂桃一(4年=日大)

(21)清水麻貴(4年=東海大)

(22)津田貫汰(4年=中大)

(23)ナサニエル・トゥポウ(4年=日大)

(24)リクアタ・テアウパ(4年=流通経大)

(25)石岡玲英(3年=法大)

(26)ジュアン・ウーストハイゼン(1年=東洋大)

(バックアップ)稲葉聖馬(3年=大東大)

(バックアップ)杉本崇馬(4年=中大)

(バックアップ)吉永昂生(4年=法大)