女子テニスで日本最大の女子ツアー公式戦、東レ・パンパシフィックオープン(PPO)の主催者は21日、4大大会4度の優勝を誇り、19年覇者の大坂なおみ(24=フリー)が22年大会に出場すると発表した。

今大会は9月19日から東京・有明コロシアムおよび有明テニスの森公園で行われる。大坂の日本国内での公式戦出場は、21年7~8月に行われた東京五輪(有明)以来となる。

東レPPOは、1984年(昭59)にスタートした国内最大の女子公式戦だ。07年までは、1月の全豪直後に開催される室内大会という位置づけだった。しかし、ツアー日程の大幅改変で、08年から開催時期が9月に移動。会場も有明へ変更となり、屋外大会となった。

18、19年は、東京オリンピック(五輪)パラリンピック開催準備のため有明が使えずに、関西での開催となった。20、21年は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、大会自体が開催中止に追い込まれた。東レPPOにとっては、3年ぶりに開催にこぎ着け、有明としては17年以来5年ぶりの開催となる。