日本(世界ランク7位)は1次リーグ最終戦で、アルゼンチン(同18位)に3-0(25-17、25-19、25-17)のストレートで勝った。

石川真佑(22)がチーム最多25得点の大活躍。うちサービスエース4本を決めた。井上愛里沙が14得点で続いた。

第1セット(S)はアルゼンチンにリードされながらも石川らの活躍で流れを取り戻した。途中出場の選手も輝きを放ち、宮部藍梨はサービスエースや、ブロックなどで存在感を見せた。第3S終盤には筑波大に在学する佐藤淑乃がサービスエース。

前節でブラジルから金星を挙げた勢いを持続し、終わってみれば、アルゼンチンを圧倒した。日本は4勝1敗のD組2位で2次リーグへ進む。

真鍋政義監督(59)は「サーブが良かったですね。石川も良かったし、久しぶりの佐藤淑乃も良かった。(2次リーグに)勝敗が持ち上がるので、セットを取られなくて良かったです」。今後に向けては「宮部藍は日本で1番ブロックが高い。特に2次リーグは(身長の高い)ヨーロッパのチームと当たるので期待しています。(2次リーグは)サーブ、サーブレシーブが重要なカギになる」と話した。

目標のベスト8以上へ、大活躍の石川は「簡単に勝てる相手ではないので、全力で勝ちにいく姿勢を見せたいです」と語った。

右足首を捻挫した主将の古賀紗理那(26)はベンチ入りしたが、出場しなかった。