今季2戦目の村元哉中(29)、高橋大輔(36)組(関大KFSC)が、自己ベストで首位発進した。

前戦のグランプリ(GP)シリーズ第1戦スケートアメリカを9・89点上回る79・56点を記録。これまでの自己ベスト75・87点(21年ワルシャワ杯)を上回った。

今季のテーマはラテン。結成3季目の「かなだい」はアップテンポに乗って演じきった。得点が発表されると少し驚いた表情を見せた上で、2人そろって笑顔。冒頭のコレオグラフィック・リズム・シークエンス(基礎点2・00点)で、5・40点と大きな加点を得た。スケートアメリカのRDから中4日の演技で、完成度をしっかりと高めた。