競泳の世界短水路選手権(13~18日、メルボルン)に出場する日本選手団が8日、出発前に羽田空港で取材対応し、男子の瀬戸大也(28=TEAM DAIYA)らが意気込みを語った。

25メートルプールで争われる大会で、瀬戸は400メートル個人メドレーで史上初の6連覇を狙う。4種目にエントリーしている中で、同種目が組まれているのは最終日。「一番最後できついと思うけれど、6連覇にはこだわっていきたい」と話した。

選考会として行われた10月の日本短水路選手権では、同種目を含め3冠を獲得。今月のジャパンオープンでも400メートル個人メドレーを制したが、直前に体調を崩した影響で「(体つきは)ぶくぶくだった」と苦笑いで振り返る。それでも直前合宿での特訓をこなして状態は急上昇中。「見た目にも、ジャパンオープンのときより絞れている。4種目で自己ベストを出せれば」と自信をのぞかせた。