ジュニア推薦選手の14歳の柴山歩(木下アカデミー)がSP64・37点をマークし7位発進。全体1番目の滑走を演じ切った。

水色の衣装を身にまとい、緊張した表情で登場。冒頭でルッツ-トーループの連続3回転ジャンプを降りると、ダブルアクセル(2回転半)、3回転フリップも落ち着いて着氷させた。安定したステップも披露。フィニッシュ後は拍手に包まれながら、白い歯をこぼした。キスアンドクライでも、笑顔で手を振った。

昨年は全日本選手権10位。ジュニアグランプリ(GP)シリーズを経験した今年は、さらに上位を狙う。