「SoftBankウインターカップ第75回バスケットボール全国高校選手権」(日刊スポーツ新聞社特別協力)第5日は27日、東京体育館で行われ、女子準決勝で京都精華学園が東海大福岡を70-47と攻守に圧倒し、2年連続の決勝進出を決めた。3回戦で優勝候補の桜花学園(愛知)を破り波に乗る相手に対し、注目の留学生対決で上回った。決勝では札幌山の手(北海道)と対戦する。

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注目の留学生対決は、京都精華の主将イゾジェ・ウチェ(3年)が走り勝った。準々決勝で大会史上2位の57得点を挙げた身長197センチのアミナタを相手に、ゴール下でシュートを防ぎ、味方がボールを奪うと相手コートまで一直線に加速。第1Q残り1分20秒まで得点を許さず、攻守に圧倒した。

13得点18リバウンドとチームを支えたキャプテンは「相手が197センチだけど、もっと走ったらいけるとみんなで話して、それでチャンスができた。最初はマジでしんどかった」と笑顔。ナイジェリアから中学2年時に京都精華中へバスケット留学。校長を務める山本綱義アシスタントコーチの元で中→高と育てられた。身体能力はずばぬけていたが走るのは苦手。2・5キロの鴨川ランニングや坂道ダッシュで鍛えられた。

山本コーチの「情が深くやさしいが、みんなの意見を聞きすぎて、そのやさしさが命取りになると思ってキャプテンに指名しました」という狙いが当たってチームは結束。高校総体で優勝し、初優勝を目指す今大会は安定した力を見せつける。ウチェは「明日は去年(57点)より点を取る。みんなで力を合わせて高校総体みたいに優勝したい」と意気込んだ。

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