人気マンガ「美少女戦士セーラームーン」の初となるアイスショー「美少女戦士セーラームーンPrism On Ice」が中止されることになった。24日に同アニメの公式サイトが発表した。

20年6月の開催予定だったが、新型コロナウイルスの影響で度重なる延期が続いていた。最新の予定日は6月2、3、4日だった。

「開催に向け尽力してまいりました。しかしながら不安定な世界情勢による様々な影響により、出演者、スタッフの準備が困難な状況が現在も続いております。つきましては、協議の結果、現段階において開催日までに最高のショーを皆さまにお見せするための準備が整わないと判断し、本当に残念ではございますが本公演を中止させていただくこととしました」。同サイトで説明した。

ショーには過去にはコスプレ姿での演技を披露したこともある18年平昌五輪銀メダリストのエフゲニア・メドベージェワ(ロシア)が、セーラームーン・月野うさぎ役として出演することになっていた。サイトでは同時に、公演に向けて原作者の武内直子氏が描き下ろしたイラストが公開された。

なお、チケットの払い戻し期間は3月10~6月11日。会場で販売予定だったオリジナルグッズはオンラインショップで販売することになる。