日本サーフィン連盟は20日、オンラインで会見し、24年パリオリンピック(五輪)の「特定強化指定選手」を発表した。

男子は21年東京五輪銀メダルの五十嵐カノア(25=木下グループ)ら14人、女子は同五輪銅メダルの都筑有夢路(あむろ、21=同)ら8人が選ばれた。

過去の大会実績に加え、動画審査などで会場となるタヒチ(フランス領ポリネシア)の波への適性が認められた。特定強化指定選手から五輪予選の出場者が選出されるため、パリ大会の代表もこの中から決定する。今年8月には追加・入れ替えが行われる予定。

また、4月23日に宮城・仙台市の仙台新港でジャパンオープンを開催すると発表した。同大会は、パリ大会の予選を兼ねたワールドゲームズ(5月30日開幕、エルサルバドル)の代表選考会で、男女の大会優勝者がワールドゲームズの出場権を獲得する。

<24年パリ五輪特定強化指定選手>

(男子)安室丈、五十嵐カノア、伊東李安琉、稲葉玲王、大野修聖、大原洋人、金沢呂偉、上山キアヌ久里朱、鈴木仁、西慶司郎、松岡慧斗、松永大輝、村上舜、脇田泰地

(女子)川瀬心那、黒川日菜子、都筑有夢路、都築虹帆、前田マヒナ、松岡亜音、松田詩野、松永莉奈