史上初めて4回転半ジャンプを成功させたイリア・マリニン(18=アメリカ)が、SP自己最高得点となる100.38点を記録する好スタートを切った。演技終了時点で今季世界最高も更新した。

冒頭の4回転ルッツ-3回転トーループの2連続ジャンプで出来栄え点(GOE)3.45を稼ぐと、その後も4回転トーループ、トリプルアクセル(3回転半)をほぼ完璧に着氷させ、ノーミスで演技を終えた。これには北京五輪金メダリスト、ネーサン・チェンのコーチを務めるラファエル・アルトゥニアンコーチもにっこり。マリニンは、肩を揺さぶられて祝福されていた。

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