東地区7位仙台89ERSが、同6位北海道に74-86で敗れ、このカード連敗。通算成績が18勝40敗となった。

じわりじわりと引き離されていった。第1戦は74-81で敗戦。両チームが18勝39敗で並んだものの、北海道が仙台に3戦全勝。直接対決の勝敗により、仙台は東地区最下位に転落していた。勝利で最下位を脱出したかった仙台だったが雪辱はならず。

北海道はアウェー5勝23敗に対し、ホーム13勝16敗のホーム巧者。その勢いを阻止したい仙台だったが、相手エースのショーン・ロング(30)に両軍最多33得点を許すなど、気持ち良く得点を重ねられた。仙台はペイントアタックが不調。第1戦の50・8%から41・9%に成功率が低下。連続得点を挙げるシーンが少なく、徐々に戦況を悪化させていった。

今季も6、7日のホーム群馬戦を残すのみ。藤田弘輝ヘッドコーチ(37)は「全く同じメンバーでできるのもあと2試合。練習も含め、みんなとの時間を大切にして89ERSらしいバスケットを目指して頑張っていきます」とコメント。ホームで連勝を飾り、シーズンを締めくくる。