レイカーズ(西第7シード)がナゲッツ(同第1シード)に111-113と逆転負けを喫し、シリーズ4連敗で今季を終えた。15点のリードを奪って前半を折り返したが、後半に逆転を許し、敗退した。

今プレーオフ16試合目で初めてスタメン起用された八村塁(25)は、41分56秒プレーして10得点、7リバウンド。前半だけで2桁得点に乗せ、試合を通じてエースのレブロン・ジェームズに次ぐ出場時間を得た。

第1クオーター(Q)で八村はレブロン・ジェームズ、アンソニー・デイビスの2本柱とともに12分間フル出場。残り約9分には、左サイドの3点シュートライン外でパスを受け、シュートを放つそぶりを一瞬見せた後にゴール下へと切れ込みダンクを決めた。

ベンチスタートとなった第2Qは、残り約7分半からコートへ。空中でボールを持ちかえるリバースレイアップシュートを決めるなどした。

後半は無得点に終わったが、相手の大黒柱ヨキッチをマークするなど、守備でも奮闘した。

NBA4年目の八村は、今季途中の1月にウィザーズからレイカーズに移籍。今季レギュラーシーズンは63試合に出場して1試合平均11・2得点、4・5リバウンドをマーク。プレーオフではグリズリーズとの1回戦初戦に、途中出場で29得点を挙げるなど活躍した。