バスケットボール男子Bリーグでチャンピオンシップ(プレーオフ)決勝の前日会見が26日、決戦会場の横浜アリーナで行われた。

レギュラーシーズン東地区1位の千葉ジェッツと西地区1位の琉球ゴールデンキングスが激突。2年ぶり優勝を狙う千葉Jは、史上初の天皇杯とBリーグの同一年制覇にも挑む。日本代表でもあるエースの富樫勇樹は「優勝へ向けての自信はある。仲間を信じてやりたい」と力強く語った。

千葉Jは今季、レギュラーシーズンB1歴代最高勝率となる8割8分3厘を樹立し、B1新記録の24連勝もマークした。

琉球とは3月の天皇杯決勝でも対戦し、87-76で制した。そのときは一発勝負だったが、今大会は2戦先勝方式で行われる。167センチの小柄な司令塔は、勝敗を分けるポイントとしてゴール下での攻防を挙げ「チーム全員でディフェンスリバウンド取れるようにしたい」と話した。

 

〇…2年連続決勝に進出した琉球は、1年前には届かなかった初の頂点を目指す。地元沖縄出身の岸本は「シーズンを通して積み上げてきたことに自信を持っている」と充実した表情。大一番では予期せぬ展開になることも起こりえるとしたうえで、「全員が同じ考えを共有していることが大事。意思統一して戦うことを、終盤にはとくに大事にしたい」と語った。