ジョージアの首都で、日本が今季3度目の銅メダルを獲得した。

東晟良(PEAKS)上野優佳(中央大)菊池小巻(セガサミー)宮脇花綸(三菱電機)で臨み、ラウンド16でアルゼンチンに45-22で圧勝。準々決勝では中国との接戦を41-36で制した。

準決勝は世界ランキング1位のイタリアに38-45で惜敗したものの、切り替えて3位決定戦でフランスに45-40で勝利。世界ランク3位の来夏パリ五輪(オリンピック)優勝国を振り切った。

これで日本の女子フルーレ団体は、今年1月のW杯フランス大会、翌2月のW杯エジプト大会に続き、今シーズン3回目の3位となった。

日本協会を通じて4剣士が出したコメントは次の通り。

東晟良「チームみんなで銅メダルを取れてうれしく思います。次は銅メダル以上の結果を残せるように頑張ります。これからも応援よろしくお願いします」

上野優佳「今シーズン最後のワールドカップでメダルを獲得できてうれしいです。キツい試合で勝ち切れたことはアジア選手権、世界選手権につながると思います」

菊池小巻「今回、銅メダルを獲得することができてとてもうれしいです。3位決定戦ではチーム力を生かした戦いで勝ち取ることができました。今後もさらに上を目指します」

宮脇花綸「タフな試合ばかりでしたが、チーム全員でたすきをつないでメダルをつかみました。負けた試合も成長と手応えを感じるような、大変実りの多い大会でした」

好調上野の言葉にあるように、次戦は今月中旬に行われるアジア選手権(中国)の予定だ。充実の日本女子フルーレ陣が大会3連覇を目指す。【木下淳】