2年連続20度目の出場となった大村工(長崎)が、優勝候補の一角に名を連ねた洛南(京都)をフルセットの末に下し、3回戦へ駒を進めた。

第1セット(S)は、世代を代表するエース中上烈(2年)を中心とした洛南の攻撃に押され、22-25で落とした。それでも、メンバーに焦りはなかった。主将でエースの土井優太(3年)が「『2セット目を取りきろう』と話し合った」と言うように、目線はすぐに第2Sに向いていた。

朝長監督が「あんな姿見たことない」と話す気迫のプレーでチームをけん引し、このセットを25-23で取り返す。すると最終第3Sも22-23と一時リードを許しながらも、勝負どころで集中力を発揮。3連続得点で勝負を決めた。

マッチポイントでスパイクを決め、エース対決を制した土井は「今日の試合が一番のヤマ場だと思っていたので、勝ち切れたのがホントにうれしい」と笑みをこぼした。

府予選決勝で高校総体準優勝の東山をフルセットの末に破った洛南。そんな難敵が相手でも、決して「チャレンジャー精神」ではなかった。4日のミーティングでは「自分たちの方が強いと思わないと勝てない」という話をし、勝者のマインドを徹底した。「挑戦者として挑んだら絶対に負けていたと思う。俺たちが圧倒的に強い。そう思ったから勝ちにつながった」。初優勝を目指し、自信を深めていく。

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