世界ランキング2位の小田凱人(17=東海理化)が、4大大会3度目の頂点となる大会初制覇へ向け、好スタートを切った。

第2シードの小田は、1回戦で同10位の三木拓也(トヨタ自動車)と対戦。2-0のストレートで退け、昨年9月の全米OP1回戦敗退の悪夢を払拭(ふっしょく)した。

第1セット(S)は互いにキープして迎えた第5ゲーム(G)。鋭いリターンエースを決めると、ギュッと拳を握った。その後も、積極的に前に出る強気のプレーでプレッシャーをかけ、この日初めてブレークを奪取。第6Gにブレークバックを許したものの、第7Gにラブゲームでブレークし、そのまま6-3でセットカウントを先取した。

第2Sも、第4Gに技ありのドロップショットを沈めてブレークに成功。6Gにもブレークすると、第7Gはデュースに次ぐデュースを我慢し、6-1で勝負を決めた。

昨年、初出場の全豪OPで準優勝。大舞台で得た自信を胸に、その後の全仏OPとウィンブルドンを制し、史上最年少で世界ラインキング1位に躍り出た。目標とする、パリ・パラリンピック金メダル獲得に挑む今年。大会前には「去年はここからスタートしてすごく良い年になったので、今年もしっかりと勝って良いスタートを切りたいと思う」と思い描いていた。

現在1位の座は、ヒュウェット(イギリス)に明け渡している状態だが、そのライバルには、今大会の前哨戦でストレート勝ちを収めている。全米の悔しさを晴らし、4大大会2大会ぶりの優勝へ。「確固たる自信があるので、その気持ちを前面に出して初戦から自分のテニスをする」。その言葉通りの初戦突破となった。

◆放送 全豪オープンテニスはWOWOWで連日生放送。WOWOWオンデマンドでは全コート、全試合ライブ配信。