柔道男子100キロ超級で今夏のパリ五輪代表内定の斉藤立(国士舘大)が31日までにオンラインで報道陣の取材に応じ、2月5日からのパリでの国際合宿に向け「海外選手と組み合えるのは貴重。練習していることの、どれが正解なのかを見つけたい」と意気込んだ。

2月2日開幕のグランドスラム・パリ大会に出場予定だったが、右脚負傷の影響で回避。「100%を出せる準備はできなかった」と説明した。1月20日は五輪2連覇を果たし、2015年に亡くなった父の斉藤仁氏の命日。大阪市の実家の仏壇に手を合わせて五輪制覇を誓ったといい「初心に戻ることができた」と表情を引き締めた。

男子60キロ級代表内定の永山竜樹(SBC湘南美容クリニック)は「パリの雰囲気を確かめたい」と五輪本番を見据えた。