男子100キロ超級で五輪2度優勝の大スター、テディ・リネール(フランス)が制し、地元の観客を熱狂させた。34歳の王者は身長2メートル超の高さとパワーで強敵たちをねじ伏せ「最高の気分だ」と感慨に浸った。

東京大会で五輪3連覇を逃したが、昨年は世界選手権を制覇。母国で開催される今夏の五輪への意欲は並大抵ではない。「国際レベルで自分の立ち位置を確認できて良かった。数日休んだら、練習に戻りたい」と研さんを積んでいく構えだ。(共同)