富士通レッドウェーブが16年ぶりのレギュラーシーズン首位突破へ王手をかけた。

シャンソンを5点差で振り切り、シーズン成績を22勝3敗とした。17日のシャンソン戦で勝利すれば、プレーオフへ1位通過が決まる。

7連勝を収めたが、チーム最多12アシストを記録した町田瑠唯(31)は反省が先に立った。「出だしのディフェンスがあまり良くなかった。オフェンスでも決めきれなかったり、ゴール下でポロポロする場面が多かった」。第3クオーター(Q)以降は相手と同じ得点にとどまり、点差を広げることはできなかった。「決めきれなかったのでリズムをつくることができない。みんながちょっと回し出すようになって、悪循環になってしまった」と省みた。

17日の試合は、11年加入の町田にとっても初のレギュラーシーズン1位が懸かる大一番。「あまり気にせず、明日の試合に集中して、今日よりも明日は良いゲームができるようにやっていきたい」と気を引き締めた。