東地区4位山形ワイヴァンズが、西地区最下位愛媛に54-79で大敗。16日は88-77で勝利したが、この日は前半から試合の主導権を握られた。

6-11の第1クオーター(Q)残り2分57秒から8連続失点。その後も流れを変えることはできず、前半を24-41で折り返した。

26-44の第3Q残り7分2秒に岡島和真(20)の3点シュート(3P)がさく裂。続く6分38秒に2点シュート、5分28秒にも3Pを沈め、同Qだけで10得点を挙げ、12点差まで詰め寄った。ジェームズ・ベル(32)もフリースロー成功率100%(10/10)のチーム最多24得点を挙げたが、2連勝とはならなかった。石川裕一ヘッドコーチ(HC、33)は「今季で1番悪い試合だった。自分たちのやりたいことや遂行力が低くなってしまい、全てがうまくいかなかった」と反省した。

次節は23、24日、アウェーで東地区3位青森と対戦。シーズンも残り11試合となり、8チームが出場するプレーオフ(PO)争いも大詰め。POには東西3位以内の6チームと、その6チームを除いた8チームのうち、上位2チームがワイルドカードで進出する。現在、山形はワイルドカード争いで首位。石川HCは「PO争いが激しくなっている中、このような試合をしていてはいけない。しっかりと反省して、来週からの試合に臨みます」と切り替えた。“東北ダービー″を制し、PO進出に向けてひた走る。