日本バレーボール協会(JVA)は19日、24年度の男子日本代表チームの登録メンバーを発表した。

サントリーのアウトサイドヒッター、アライン・デ・アルマス(23)は初選出となった。キューバ・ハバナ出身で、今年2月に日本国籍を取得したことを所属クラブを通じて発表していた。

昨年のアジアクラブ選手権ではベストアウトサイドヒッター賞を受賞。今季のVリーグでは日本国籍選手の中では、柳田将洋に次ぐ2位の473得点を記録した。最高到達点355センチの高さから繰り出すパワーあふれるスパイクが魅力で、攻撃力不足を補う活躍が期待される。今後は5月から行われるネーションズリーグなどに出場し、12人に絞られるパリ五輪代表を目指す。

今月9日の試合後には「(日本代表に)選ばれてほしいかなっていう気持ちがある。行けたらオリンピックに行きたいなって思うので、そのために頑張っている。(Vリーグ)ファイナルまで頑張るしかないです」と、代表への思いを明かしていた。