柔道男子100キロ超級でパリオリンピック(五輪)代表に内定している斉藤立(22)が20日、横浜市内で国士舘大の卒業式に出席した。

一昨年の全日本選手権制覇や世界選手権2位などの活躍により、卒業生を代表して表彰。父で五輪2連覇の故斉藤仁氏と親子2代での受賞となった。4月からは日本男子前監督の井上康生氏がゼネラルマネジャーを務めるJESグループに進む。父の遺品のネクタイを締めて門出に臨み、金メダルを目指すパリ五輪へ「自分だけの夢ではない。いろんな人の思いを背負って勝ちに行く」と決意を述べた。