昨季覇者でレギュラーラウンド(RR)3位のウルフドッグス名古屋は、クラブ初の2連覇を逃した。

ファイナルステージ開幕戦となった準々決勝で、5季ぶりにプレーオフに進出した6位の東レアローズと対戦。RRでは2勝2敗と星を分け合っていた相手に2-3(22-25、26-24、23-25、25-23、12-15)のフルセット負けを喫し、30日の5位決定戦に回ることになった。

絶対エース、クレクがケガにより欠場する中、粘りのバレーで第5セットまで持ち込んだが、あと1歩及ばなかった。日本代表リベロの小川智大は「最終結果としてはちょっと悔しい気持ちはあるけど、ここまでやってこられた。チームメートに感謝しています」と、すがすがしい表情で振り返った。