日本水泳連盟の梅原孝之競泳委員長(53)が24日、五輪まで約4カ月の伸びしろに期待を込めた。

今大会で個人種目19人がパリ五輪代表に内定。内定者がマークした21の記録のうち18が、国際大会8位相当のタイムを切った。従来4月だった選考会を約1カ月早く実施。絞られた代表選手を海外の合宿や大会へ積極的に派遣する方針で「選考会のタイムを4カ月で上回っていきたい。メダル獲得は決して悲観的ではない」と強調した。全種目で日本新記録が生まれなかったが「今回の編成は戦うチーム作り。本戦で日本記録以上のものを出していく」とパリを見据えた。