ホンダのドライバー育成プログラム「ホンダ・フォーミュラ・ドリーム・プロジェクト(HFDP)」に所属する岩佐歩夢(いわさ・あゆむ=22)が、4月5日(金)に鈴鹿サーキット(三重県鈴鹿市)で開催されるF1日本GPの1回目の練習走行(FP1)に出走することが決定した。ホンダレーシングが発表した。

出走するのは、角田裕毅が所属する「Visa Cash App RB」から。同チームのマシンはホンダ・レーシング(HRC)が技術支援を行うパワーユニット(PU)を搭載している。

岩佐選手は19年に「鈴鹿サーキットレーシングスクール(現ホンダ・レーシング・スクール・鈴鹿(HRS)」を首席で卒業。フランスF4でチャンピオンを獲得後、欧州のレースシリーズを中心に着実にステップアップしてきた。23年にはFIA F2選手権でシリーズ4位の成績を収め、F1参戦に必要なスーパーライセンスの獲得要件を満たした。

今シーズンはホンダのドライバー育成プログラムHFDPおよびレッドブルグループのドライバー育成プログラム「レッドブル・ジュニアチーム」のメンバーとして、F1へのステップアップを視野に、日本のフォーミュラカーレースの最高峰であるスーパーフォーミュラ選手権(SF)に参戦している。