全日本柔道連盟は27日、体重無差別で争う全日本選手権(4月29日・日本武道館)の組み合わせを発表し、2016年リオデジャネイロ五輪男子100キロ超級銀メダルで18年以来、3度目の頂点を目指す原沢久喜(長府工産)は1回戦から登場することになった。

昨年4度目の優勝を果たした王子谷剛志、準優勝の羽賀龍之介(ともに旭化成)、男子100キロ超級で21年世界王者の影浦心(日本中央競馬会)はいずれも2回戦が初戦。同級の斉藤立(国士舘大)らパリ五輪代表内定者は出場しない。

全日本女子選手権(4月21日・横浜武道館)の組み合わせも決まり、昨年初制覇を遂げた梅木真美(ALSOK)と2位の児玉ひかる(SBC湘南美容クリニック)は2回戦から出場し、決勝まで当たらない。